ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、自分のドライビングについて他人にどう思われようが気にはしないと語る。ケビン・マグヌッセンは、そのアグレッシブなドライビングに他のドライバーから多くの批判が浴びせられており、F1グリッドで“悪童”のイメージを定着させている。
だが、ケビン・マグヌッセンは「他のドライバーを僕のことをどう考えていようが気にはしていない。彼らは言いたいことを言えばいいと思う」とコメント。F1アゼルバイジャンGPでは、高速でピエール・ガスリーに幅寄せして接触事故を起こし、ガスリーから“これまでレースをしてきたなかで最も危険なドライバー”と非難された。レース前のインタビューで“クルマで死ぬ覚悟はできている”と発言していた記事がその事故後に掲載されたことから、マグヌッセンにはさらなる批判が集まった。ケビン・マグヌッセンは、自分の発言が間違って伝えられたのであれば、それを説明する必要があると語る。「間違って話が伝わって、自分が描写されるのは嫌だし、それは完全に間違っていると言いたい」とケビン・マグヌッセンはコメント。「僕がクルマのなかで死にたいように書かれているけど、そんなことありえない。でも、間違っていることをはっきりさせられるならば、他人にどう思われようが気にしない」「僕はチームに周ツウしているし、外部メディアのすべてをブロックしている。無関係でコントロールできないものだからね。インターネットには非常に多くのメディアがあるし、大きなメディアから切り取って、独自の小さな記事にして、違ったものに変えている」「インタビューでは1つの話だけをしたわけではない。いつも様々な話をしている。一般的に僕は編集には関わらない。ソーシャルメディアも観ていない。世話をしてくれている人が何人かいるし、何かを投稿した時は彼らに送るので、僕がアプリを見る必要はない」「それが唯一の方法だと感じている。いずれにしろ、すべて僕のコントロール外のことだし、メディアにどのようなことが出るかをコントロールするのは難しい。コース上で自分の気持ちを話した方がいい」様々な批判はあるものの、0ポイントが続くチームメイトのロマン・グロージャンとは対照的に、ケビン・マグヌッセンは19ポイントを獲得してランキング9位に位置している「素晴らしい環境にいる」とケビン・マグヌッセンはハースF1チームについて語る。「チームから多くの信頼を得ているし、これまでになかったようなコミットメントもある。それによって自分のレースによりリラックスして臨める」とケビン・マグヌッセンはコメント。「制限されていないし、自由に限界を探求していると感じている。以前のチームとはそこが異なる。他チームでは様々な理由ではるかに多くのプレッシャーを感じていた。マクラーレンでは特にね。僕はこのチームを本当に良い場所だと感じている」将来について質問されたケビン・マグヌッセンは「どんなことを期待できるかはわからないけど、現時点では自分の居場所に満足している」とコメント。「何が起こるかは決してわからないけど、チームをとても快適に感じているし、彼らは僕がやっている仕事に感謝してくれていると感じている。僕もこの環境に本当に感謝している」「もちろん、僕たちには競争力のあるクルマもあるので、観てみよう・・・もちろん、チャンピオンシップを争うトップチームにいるチャンスがあれば、野心のあるドライバーは誰だってその機会を掴みたいと思う。そのようなことが起こらない限りは、実際に僕はかなり満足している」
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