ケビン・マグヌッセンは、2017年にインディカーに転向するとの報道を否定した。ルノーは、2017年からニコ・ヒュルケンベルグを起用することを発表。もうひとつのシートには、バルテリ・ボッタス、もしくはエステバン・オコンの起用を目指していると報じられている。
その一方、ケビン・マグヌッセンのルノーとの契約オプションは先週に期限切れとなった。そして、今週、ケビン・マグヌッセンが、2017年にアンドレッティからインディカーに参戦するとの報道が浮上した。だが、ケビン・マグヌッセンは「僕はインディカーの大ファンだけど、実際にそれらは単なる噂だ。そんなことはない」と自身のTwitterに投稿。「自分の将来はF1だと自信を持っているし、できるならば、長年ルノーに留まりたいと思っている」「残念ながら、まだ自分の将来に関して発表できることはないけど、もうすぐ発表できることを期待している。僕も落ち着かなくなってきているしね!」だが、デンマーク・モータースポーツ連盟のスポーツ主任を務めるボー・バルツァー・ニールセンは、このケビン・マグヌッセンのTwitterでの長文掲載は非常に戦略的な動きだと見ている。「これは彼が世界に向けて自分にはもっと選択肢があるんだということを伝えるためのものだったのだと想像できる。そして、彼はルノーに決断を迫っている」と BT に述べた。また、デンマークのF1解説者であるイェンズ・ハンセン「このタイミングには驚かされた。楽観的でありながら、焦っていることを同時に示している」と述べた。イェンズハンセンは、今後ケビン・マグヌッセンに残されたチャンスは、ルノーも含め、ニコ・ヒュルケンベルグが抜けるフォース・インディア、フェリペ・マッサが抜けるウィリアムズ、あるいは来季2年目のシーズンを迎えるハースへ移籍する可能性を探ることだろうと語る。「この4チームの将来はまだいくぶん不透明な部分が残っている。そして、ケビンはこれらのチームの首脳陣からはいい評価を得ている」関連:ケビン・マグヌッセン、インディカーに転向?佐藤琢磨とシート争いの噂