ナレイン・カーティケヤンは、ヒスパニア・レーシングの2011年F1マシン「F111」がF1オーストラリアGPの予選を通過できるか懸念していることを認めた。ヒスパニア・レーシングは、バルセロナテストでF111を発表したが、パーツが税関で差し押さえられたとの理由で走行テストを実施しなかった。そのため、6年ぶりにF1に復帰するナレイン・カーティケヤンとチームに加入したばかりのヴィタントニオ・リウッツィは、金曜日の6時間のフリー走行でF111のあら捜しをしなければならない。
「心配だよ」とナレイン・カーティケヤンはコメント。「僕たちには十分に前進しているマシンが必要だし、明確なステップを遂げなければならないけど、試してみるまでわからない」ナレイン・カーティケヤンは、ベンチマークとして経験豊富なヴィタントニオ・リウッツィがいることに満足していると語る。「物事は大きく変わっている。古いマシンはそれほど悪くなかったし、トニオという優れたチームメイトがいるので、僕がどの位置にいるかを確認しやすい」「僕たちは古いマシンで走行しているけど、新車がどうかは明日初めて確認することになる。どうなるか様子を見てみなければならない」