小林可夢偉が、WEC開幕戦シルバーストン6時間の決勝レースを振り返った。AFコルセ 71号車はGTE Proクラスで最後尾スタートとなったが、小林可夢偉は初めての耐久レースに関わらず、アグレッシブなレースを展開。途中、スピンを喫する場面もあったが、ブルーノ・セナを擁するアストンマーチンの97号車に次ぐ2位でフィニッシュ。WEC初レースで表彰台を獲得した。
小林可夢偉 WEC第1戦シルバーストン・決勝レース後のコメント今日はWECの第1戦終わって、決勝、クラス最後尾スタートだったんですが、2位に終われて。なんて言うんですかね、初めてのレースでまずしっかり2位でポイントを取れたっていうことは、かなりポジティブに考えていいと思うんですが、ただ、アストンマーチンが本当に速いんで。GT300とかでもよく言われているのが、BOPっていう、なんていうの、ハンディが結構クルマそれぞれあって、そこに今のところ苦しまされているので、今後FIAがしっかりこのルールを変えてくれると、まぁ、チャンピオンシップ戦えればいいかなと思います。まず、初めてレースでしっかりポイント取れたこと、本当に良かったと思うし、チームのみんな、それとチームメイトのトニーも、本当に僕は全然経験不足なんで、そういうなかでしっかり協力して教えてくれて、ここまで来れたっていうのは、良かったと思います。また次はスパであるんですけど、そこでもルールはそんな早く変わるとは思わないんですが、しっかりポイント取って、なんとかチャンピオンシップに繋がるようしっかり戦いたいと思います。6時間初めて、結構長いレースだったんですが、本当に1戦目としては最高の結果だと思います。逆にこれ以上、今のペースではちょっと厳しいと思うので、僕らのなかでは最高のリザルトだと思います。関連:小林可夢偉、AFコルセでのデビュー戦でクラス2位 (WEC開幕戦)