小林可夢偉は、WEC世界耐久選手権の公式テストに初参加。所属チームであるAFコルセのフェラーリ 458イタリアの71号車を走らせた。今週、イタリアのバレルンガでプライベートテストを行っていた小林可夢偉は、29日(金)にフランスのポール・リカールでおこなわれたWEC世界耐久選手権の合同テストに初参加した。
WEC合同テストで走行した第一印象を聞かれた小林可夢偉は「第一印象としては、LMP1カーと僕たちのクルマとの大きなスピード差に驚きましたね」とコメント。WECでは、規格の異なる複数のクラスが混走する。「ご存じの通り、レース週末にはサーキットにもっと多くのクルマが走りますので、同じクラスだけでなく、他のクラスとレースをすることにかなり苦労しそうですね。僕にとっては新しいことですから」「今日は一日GTを走らせてかなり驚きましたし、他のトラックで何度かテストしただけですが、ポジティブな日々でしたし、もっとドライで走れました」「午前中はちょっとウェットでしたが、午後は天候も良くなったと思いますし、より一貫性のあるコンディションで走れましたので、今日には満足しています」初参戦でトラックにはうまく順応することができるかとの質問には「ほとんどのトラックのことは知っていると思います。全てのトラックを知っています。サンパウロや他のどこでも」と回答。好きなトラックはとの質問には「どこでも」と述べた。