小林可夢偉が、F1ブラジルGPへの意気込みを語った。可夢偉にとってインテルラゴスは、昨年トヨタでF1デビューを果たした思い出のサーキットだ。小林可夢偉 (ザウバー)「2009年のブラジルで、トヨタでティモ・グロックの代役として初めてF1レースを走りました。インテルラゴスのトラックは知らなかったし、8カ月間ドライコンディションでF1カーを走らせていなかったので、あまり期待はしていませんでした。難しい状況でしたが、自分を信じていたし、ミスをせずにレースを完走することが目標でした」
「体力的にとても厳しい素晴らしいトラックです。2009年のレースでは首がきつかったですね。特に最終コーナーはかなり長いですし、Gフォースも高いです。かなりテクニカルなトラックでもありますが、僕にとっては体力面が重要でしたね。もちろん、今年はもう問題ないでしょう。あらゆる面で非常に特別な週末でした。天候は絶えず変化していたし、セットアップに取り組むのはほぼ不可能でした。何度もタイヤを交換して、プラクティスでできるだけ多くの周回を重ねようとしていましたね。2回目のブラジルGPをとても楽しみにしています」