ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、今シーズンの小林可夢偉のパフォーマンスを改めて絶賛。2011年へのさらなる進歩に期待を込めた。2009年のGP2シリーズでは平凡な成績しか残せなかった小林可夢偉だが、ペーター・ザウバーはティモ・グロックの代役としてトヨタから参戦した小林可夢偉のわずか2戦だけのパフォーマンスを評価して契約を決めた。
小林可夢偉は今シーズン、ペドロ・デ・ラ・ロサとニック・ハイドフェルドというベテランドライバーをチームメイトに迎えているが、レースではチームメイトを上回る成績をみせ、ポイントランキングでは12位につけている。「もちろん我々全員が可夢偉には驚いている」とペーター・ザウバーは語る。「重要なことは、我々の場合、ルーキーが経験豊富なドライバーよりもかなり多くのポイントを獲得しているということだ」2011年、ザウバーは2年目の小林可夢偉とルーキーのセルジオ・ペレスという若手ラインナップで挑む。そのため、小林可夢偉にはチームリーダーとしての役割が求められている。「来年、(小林可夢偉が)さらに前進できると確信している」とペーター・ザウバーは可夢偉にさらなる期待を込めた。
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