小林可夢偉は10日(火)、地元である尼崎市の白井尼崎市長を表敬訪問した。尼崎市役所の南館の東側から来庁した小林可夢偉は、ファンや市の職員など約400人に出迎えられた。入り口で市の職員から花束が贈られた可夢偉は、その後多くのファンに囲まれながら市長室へと向った。市長との対談では、尼崎の三和本通商店街を友達と自転車でレースをした思い出を話し、その経験が現在のF1レーサーになることに繋がったといったエピソードを披露した。
尼崎の子ども達に「次のステップを見据え、一生懸命頑張ればチャンスはくる」とメッセージを贈ったほか、「ドライバーには責任感が必要。ドライバーの失敗や発言によってチーム何百人に迷惑がかかるため、常に完璧でいないといけないし、完璧でいて当たり前」と語った。関西のファンの方へは「鈴鹿に足を運んでほしい。皆さんの力でF1を盛り上げてほしい」とメッセージを贈った。