小林可夢偉が、シーズン後半戦について、そして2015年の去就について語った。シーズン後半戦への期待は?そうですね、もちろんポイントを獲得するために戦う必要があると思います。そのためには、アップデートでクルマからパフォーマンスを引き出す必要があります。過去数ヶ月間はすべて完璧にこなしてきたので、僕たちに何ができるか見てみましょう。基本的に、僕たちの目標はポイント獲得ですし、それがスタートだと思います。
現時点では、マルシャと戦わなければならないと思いますし、それが目標ですが、スパ以降はポイント獲得を狙わなくてはならないと思います。それは現実的な目標でしょうか? ポイントを獲得できるようなレースがあるのでしょうか?それともクレージーなレースを期待しなければならないのでしょうか?もちろん、パフォーマンス面については追加していく必要がありますが、大きな事故があった場合などに、そのチャンスを掴まなければなりません。たぶん、僕たちにとってはそれが唯一のチャンスになるかもしれないので、そのチャンスをものにしなければなりません。モナコでは、チームはそのチャンスをつかむ準備ができていなかったと感じていますか?ポイントを獲得できるチャンスはありましたが、クルマがビアンキとの事故でダメージを受けてしまったので、とても残念でした。でも、それがレースです。フラストレーションを感じましたか? 簡単に調査できることでしたよね? FIAにとっては小さな出来事かもしれませんが、何百万ユーロの価値があったかもしれません...その通りです。FIAに話しましたか?はい、話しました。でも...(肩をすくめる)FIAは、グリッド下位で起きたことには注意を払っていないと感じていますか?そうですね。いつもそれが問題です。予選でのトラフィックはまた別の問題です。僕たちがグリーン・セクターを出しているときにトップチームが僕たちに影響を及ぼしてもFIAは気にしません。いつもそういうことが起きます。でも、僕たちがトップチームに対して同じことをすれば、すぐにペナルティや戒告などを受けます...あなた自身の将来についてはいかがですか? 残りのシーズンもこのチームに留まる自信はありますか?いえ、いえ、全く保証はありません。わからないです。チームオーナーさえ状況をわかっていないと思います。でも、信じる必要があります。会社の従業員とは違います。実際はもっと独立した存在です。なので、成績がよければレースをするチャンスがあると信じなければなりません。成績が悪ければ、チームを去らなければならないでしょう。どうなるかわかりません。誰か資金を持ち込み、あなたのシートを奪う心配はありますか?心配はしていません。もっとレースをする機会を与えてもらえるように自分の仕事に集中していくだけです。そうは言っても、チームが今年中にドライバーラインナップを変える可能性があるのでは?もちろんです。チームもまだどうなるかわからないと思いますが、彼らは考えていると思います。つまり、いつ最後のレースになるのかわからないので、自由にレースをするだけだということですか?その通りです。そのせいでプレッシャーは減りますか、それとも増えますか?同じですね。同じ気持ちです。プレッシャーを感じても何のメリットもありません。それが人生だと感じるだけです。このチームに長くいるわけではないので、そのようなことが起きるかもしれません。チームの状況はわかっています。新オーナーが投資すれば、パフォーマンスが得られるでしょう。ルーキードライバーでは良い結果が出せるとは思いません。あなたは、自分が結果を出せる最高のドライバーであると思っているのですね...そう思っています。来年についてはいかがですか? 将来を考えていますか? 年末にまだチームに残っていたら、このチームでもう1シーズン過ごすつもりはありますか?もちろん、喜んで受け入れます。今のところ、来年の契約はありませんが...他の選択肢も検討していますか?はい、あらゆることを検討しています。確実な選択肢はありますか?いいえ。もちろんF1に残留したいですし、それが最優先です。そして、もちろんポイント獲得を争いたいし、チャンピオンシップの上位で争いたいです。土壇場の決断になりそうですか? それとも近いうちに契約できるのでしょうか?実際、今回はあまり動きがありません。トップチームが何も発表しないからです。彼らはラインアップを変えないようですし。では、待たなくてはならない?そうですね。もちろん、僕たちとしても検討しなければなりませんが、すぐに決めることはできません。最後に、前回、あなたが日本でレースをしたときは表彰台に立ちましたが、本当に特別な日だったことでしょう。今年またレースをするのを楽しみにしていますか?そうですね。表彰台に立つのは簡単ではありませんでした。でも、日本のファンの前でレースをするのは、雰囲気などすべてが最高でした。また戻るのを本当に楽しみにしています。グリッド下位にいても以前と同じような応援がありますか?もちろん多くの応援をしてもらっています。僕のやっていることを認めてくれています。でも、2012年ほどではありません。2012年、僕たちはフロントローからスタートして、表彰台争いをしていました。観客はレースを楽しむ機会がもっと多かったと思います。でも、今は下位なのでテレビにも映りません。簡単ではないですね 小林可夢偉 インタビュー小林可夢偉 Q&A(Part1):シーズン前半戦とオーナー交代について小林可夢偉 Q&A(Part2):シーズン後半戦と来季の去就について
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