小林可夢偉が、英国大使館で行われたケータハム 160の発表会に登場。今週末に迫った開幕戦F1オーストラリアGP、そして2年ぶりのF1復帰となる今シーズンへの意気込みを語った。小林可夢偉は「もし今季F1が駄目だったら、レースをやめるぐらいの覚悟でした」と今年に賭ける意気込みを述べた。
「嬉しいというより落ち着いています。1年空きましたが、不思議なことに自信が付いています」今年から1.6 リッター V6ターボエンジンが導入されたF1。プレシーズンテストでは、特にルノー勢を中心にトラブルが多発し、開幕戦の完走率はかなり低くなると予想されている。だが、小林可夢偉は「完走率が低くなるとは思っていないです」とコメント。「走れないとはいっても、僕たちもレースディスタンスを走れたし、他のチーム、特にメルセデスなんて初日から160周走ったりしているので、あまり期待されてもというのが正直なところです」「できればみんな完走して、本当のパフォーマンスでレースをしたいと思います。レース前にそれを期待していたら駄目だと思います」とは言え、開幕戦の目標は「まず完走すること」と語る小林可夢偉。「序盤戦はルノーの問題もあるので厳しいかもしれませんが、心配はしていません」「10月の日本GPまでには14戦ありますが、その間にどれだけ戦えるクルマを作れるか。鈴鹿で元気にレースを戦えるクルマにすべく努力したいと思っています」
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