小林可夢偉は、ルノーのパワーユニットを搭載するチームは、現時点でメルセデス勢やフェラーリ勢には太刀打ちできないと認めた。小林可夢偉は、バーレーンテスト2日目に66周を走行し、ルノー勢では最速タイムとなる1分39秒855を記録したが、トップのケビン・マグヌッセンからは約4.9秒の遅れをとった。
「これが今僕たちが手にしているものですし、他のエンジンメーカーと戦えるように彼らを助けていかなければなりません」と小林可夢偉はコメント。「現時点では、ペース面であまりに弱いのは確かですし、彼らに最大限のチャンスを与えています。その後で自分たちのクルマに取り組まなければなりません。僕たちはエンジンシステムを待っているところです」「テスト中、他のクルマに出くわしましたが、メルセデス勢はストレートで明らかに速かったです。20〜30km/hくらいですかね。つまり、僕たちがきちんとしたパワーを得れば、ブレーキングポイントなどの全てが違ってくるということです。短期間で何ができるか確認しています。現時点で僕たちがかなり遅れているのは明らかです」小林可夢偉は、低速コーナーの立ち上がりでのグリップを懸念している。「僕たちはエンジン面に多くの問題を抱えています。パワーデリバリーがあまりにアグレッシブあので、基本的にそこは待ちの状態です。コーナーの立ち上がりでの加速がとても難しいです」「現時点で、低速コーナーでどれくらいグリップが得られるかわからないので、とても難しいです」
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