小林可夢偉は、ザウバー C31が信頼性面で進歩を果たしていると考えており、2012年シーズンはコンスタントにポントを獲得できることを期待している。小林可夢偉は、今回のバルセロナテストの最速タイムとなる1分22秒312を記録しただけでなく、全ドライバーで最多となる244周を走り込んだ。最速タイムはリアルな結果ではないと考える小林可夢偉だが、ザウバーはヘレスで懸念された信頼性問題をバルセロナまでに克服したと考えている。
「かなり良いことですね。もう少し走れたとは思いますが、エキゾーストにトラブルがあったときがあり、わずかに時間をロスしてしまいました」と小林可夢偉はコメント。「全体的にここではとても良いテストができたと思いますし、プログラムもとても良かったです。1日で2レース分を走り込めましたしね」「まだいくつか問題はありますが、かなり少なくなってきていますし、良い兆候です。小さな信頼性の問題だけなので悪くないですね」小林可夢偉は、2012年シーズンにむけて現実的なアプローチをしていると語る。「僕たちには安定性が必要です。良いときはチームとしてかなり良いペースがあると思いますし、ポイントを獲れると思っています」「実際、優勝や表彰台は望んではいませんし、それはちょっと僕たちにとってはあまりに遠いです。現実的には一貫してポイントを獲得できることを望んでいます」関連:小林可夢偉、最速タイムも「リアルな結果ではない」