小林可夢偉が、ザウバーでフル参戦を果たした2010年シーズンを振り返った。シーズンをどう振り返りますか?アップダウンはありましたが、全体的には良いシーズンだったと思います。序盤はとても苦しみましたね。かなりきつかったです。テストがないので、シーズン中にそのような状況から立ち直るには難しかったです。それでも、シーズン終盤にはとても強かったと思います。そこから立ち直るためにチームは素晴らしい仕事をしたと思いますし、彼らの頑張りに感謝したいです。
どの分野が最も改善したと思いますか?すべての分野ですね。ルーキーなので、そうあるべきです。2010年の最高の瞬間は?日本では面白いレースができたと思います。僕にとっても日本のファンにとっても非常に素晴らしい瞬間だったと思います。逆に最悪の経験は?1周目にクラッシュしたカナダGPですね。オーバーテイクの秘訣は?僕は日本人なので目が小さいんです。なので、他のドライバーが見えないんです。・・・本当ですか?オーバーテイクできると感じたときにそうしているだけです。それが全てですし、秘密はありませんよ。2011年にはどのようなことは成し遂げたいですか?個人的な目標はミスをゼロにすることです。チームとしては、良いクルマを得て、チャンピオンシップでの順位を上げるために定期的にポイントを争いたいですね。冬休みにはなにをする予定ですか?日本でいくつかアポがあって、そのあとフェラーリ・ワールドの開会式のためにすぐにアブダビに戻ってくる予定です。あと2週間くらいバリで休暇を過ごす予定です。もちろん、トレーニングもします。でも、フィットネストレーニングに関しては、コンスタントにやることが非常に重要なので、シーズン中よりも運動する時間があるのは助かりますね。自由に願えるとしたら、何を願いますか?答えは簡単です。日本の漫画に「どこでもドア」というものがあります。行きたい場所を決めれば、その特別なドアをくぐってそこに行くことができるんです。それがあれば最高でしょうね。世界中のどこにでも美しい家を持つことができますし、毎晩、素晴らしい島で眠ることができますからね!
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