フォーミュラEのマドリード・ルーキーテストで、ジャガーTCSレーシングは日本の野田樹潤(Juju)とアメリカのブライス・アロンを起用することを発表した。両者は将来有望な若手ドライバーとして、チームの評価を受ける重要な機会を得る。今回のルーキーテストはマドリードE-Prix週末の一環として実施され、ジャガーは次世代ドライバーの発掘と育成を目的に2人を起用。チームにとっても将来を見据えた評価の場となる。
野田樹潤 GEN3 Evoで2度目のフォーミュラEテスト野田樹潤は3歳でカートを始め、9歳の時点で日本のサーキットでシングルシーターのテストを行っていた。2024年にはTGMグランプリから参戦し、日本最高峰のシングルシーターシリーズであるスーパーフォーミュラに参戦した初の日本人女性ドライバーとして歴史を作った。今回のマドリード・ルーキーテストは、野田樹潤にとってGEN3 Evoマシンでの2度目の機会となる。彼女は2025年にバレンシアで行われたウィメンズテストにも参加しており、フォーミュラEマシンでの経験を積んでいる。「ジャガーTCSレーシングがこの機会を与えてくれたことにとても感謝しています」と野田樹潤は語った。「昨年バレンシアでジャガーI-TYPE 7をテストできたことは素晴らしい経験でしたし、チームからのサポートとフィードバックによってドライバーとして大きく成長できました」「今回、マドリードでの公式ルーキーテストに参加できるのは私にとって大きな瞬間です。できる限り多くのことを学び、自分の力を示したいと思っています」インディNXT参戦中のブライス・アロンも参加ジャガーTCSレーシングのガレージには、アメリカ人ドライバーのブライス・アロンも加わる。フォーミュラEでは初の走行となる。22歳のアロンは現在インディNXTに参戦しており、今季で3年目。これまでに2度の表彰台と複数のトップ10フィニッシュを記録している。「マドリードのルーキーテストでジャガーTCSレーシングに加われることをとても楽しみにしています」とアロンは語った。「フォーミュラEはプロフェッショナルな世界選手権なので、これほど高いレベルで戦っているチームと仕事ができる機会を得られたことは大きなチャンスです」「エンジニアやドライバーからできるだけ多くを学び、すべてのラップを最大限に活用したいと思っています」ジャガー代表イアン・ジェームス 若手ドライバーの可能性を評価ジャガーTCSレーシングのチーム代表イアン・ジェームスは、今回のテストがチームと若手ドライバー双方にとって重要な機会になると強調した。「ここ数戦でチームはスピードと粘り強さを示し、それを強い結果につなげてきました」とイアン・ジェームスは語った。「マドリードはアントニオの選手権150戦目でもあり、シーズンの中でも特にエキサイティングな瞬間になる可能性があります。我々は築いてきた基盤をさらに強化していきたい」「また野田樹潤とブライスという次世代のレースタレントをサポートできることを誇りに思っています。2人はこれまでのキャリアで優れた能力とプロフェッショナリズムを示してきました」「このルーキーテストは彼らにとって貴重な機会になります。ハラマ・サーキットで彼らを迎え入れ、次のステップにどう挑むのかを見るのを楽しみにしています」