ジョリオン・パーマーは、明日のF1日本グランプリがルノーとの最後のF1レースになることを発表した。2016年にルノーでF1デビューを果たしたジョリオン・パーマーは、デビューシーズンに1ポイントを獲得。今年のシンガポールGPでは自己ベストリザルトとなる6位入賞を果たしていた。
しかし、ルノーは、2018年のニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとしてカルロス・サインツを起用することを発表。今シーズンでルノーのシートを失うことが確定していた。パドックの予想では、ジョリオン・パーマーが今シーズン中にもチームを離脱して、カルロス・サインツが移籍するとされていたが、当初、ジョリオン・パーマーは契約によってそれは実現しないと頑なだった。しかし、ジョリオン・パーマーは6日(土)のF1日本グランプリの予選後にInstagramで今週末の鈴鹿でのレースを最後にルノーを離れることを発表した。「明日の日本グランプリは僕のルノーでの最後のレースになる」とジョリオン・パーマーは発表。「グリッドペナルティによって後方近くからのスタートになるけど、いつものように全力を尽くていくつもりだ。この2年間サポートしてくれたみんなに感謝したい」次戦F1アメリカGPでは、ジョリオン・パーマーの後任として、おそらくカルロス・サインツがルノーに移籍すると思われるが、まだルノーもトロ・ロッソも発表はしていない。また、その場合、トロ・ロッソはピエール・ガスリーとダニール・クビアトを起用するしかなくなり、ピエール・ガスリーはタイトルがかかったスーパーフォーミュラ最終戦を欠場することになる。