ジョリオン・パーマーは、2017年シーズンの残りのレースでルノーのレースシートを保持することになりそうだ。ルノーは、2018年のドライバーとしてカルロス・サインツを起用することを発表。ジョリオン・パーマーがルノーを追われることは確定しており、早ければ今週末のマレーシアGPで移籍が実現するとも噂されている。
だが、ジョリオン・パーマーと父ジョナサン・パーマーは、残りの6戦でカルロス・サインツを走らせるためのルノーからの300万ドル(約3億3400万円)のオファーを断ったと報じられている。実際、ルノーは今週末のF1マレーシアGPの公式プレビューを出しており、ジョリオン・パーマーはセパンを楽しみにしていると語っている。「クルマは良くなっているし、僕も確実に改善しているので、また良い結果を出すことを目指していく」しかし、ルノーはジョリオン・パーマーと彼のスポンサーの契約を買い取り額を増額する可能性もあるとされ、ジョリオン・パーマー陣営はその額を700万ドル(7億8000万円)に設定しているという。一方、カルロス・サインツも早くにルノーに移籍するよりもトロ・ロッソに留まった方がいいと考えているようだ。「それについて誰も何も言ってきていない」とカルロス・サインツは Onda Cero にコメント。「トロ・ロッソに留まって、チームと良い成績でシーズンを終えることに完全に集中した方がいいと思っている」