ジョリオン・パーマーは、ケビン・マグヌッセンがルノーと1年間の契約延長のオファーを断り、ハースに移籍するという決断に驚いたといい、マグヌッセンは判断を“間違った”と述べた。 ケビン・マグヌッセンがルノーのオファーを蹴ったおかげで、ジョリオン・パーマーはもう1年ルノーに残ることになった。ルノーは、ケビン・マグヌッセンに断られたことで、ジョリオン・パーマーに目を向けたことになる。
だが、マニュファクチャラーチームを出ていくという彼の判断は間違いだとジョリオン・パーマーは考えている。 ルノーが最初にケビン・マグヌッセンに契約をオファーしていたいことを知って“動揺”はなかったかと質問されたジョリオン・パーマーは「正直、それを聞いてびっくりしている」とコメント。「ルノーがケビンに声をかけたのであれば、それを断るなんて間違いだ。ルノーの方が来年はハースの前にいるはずだからね。僕たちはこれから成功するマニュファクチャラーチームだ」「僕はどっちでもいい。来年のシートを手に入れたわけだし、何も変わらないからね。問題はない」 ケビン・マグヌッセンは、ルノーが1年契約ではなく、複数年契約をオファーしてくれれば、残る気持ちはあったと述べている。また、ルノーが多くのドライバーに声をかけていたかの比喩として、一時はローマ教皇も候補者だったとジョークを言った。その間、マグヌッセンにもジョリオン・パーマーにも状況は知らされていなかったと語っている。自身に出されたオファーも1年契約かと質問されたジョリオン・パーマーは「そうだよ。でも、将来のためのオプションがついている」とコメント。「来年は良い仕事をしなければならない。ニコ(ヒュルケンベルグ)に対する僕の力をルノーが見たがっているのは理解できる」 「でも、僕にはオプションがある。僕は自分を信じているし、クルマは来年強くなると思っている。そうなった後は僕が良い仕事をするだけだ。そこでそのオプションが物を言ってくる。自分を信じていい仕事ができれば、僕は将来の一部になれる」 自身のメディアセッションでジョリオン・パーマーのコメントを聞かされたケビン・マグヌッセンは「僕がいなくなったことを彼は喜ぶべきだと思うよ。本当にね」と述べ、2017年の新レギュレーションでハースはルノーにチャレンジできるという主張した。関連:ハース、ケビン・マグヌッセンとの契約を正式発表…グロージャンも残留
全文を読む