ジェリオン・パーマーは、3月にF1デビューを果たす頃には、ほぼ18カ月間レースをしていなかったことの影響を感じなくなるだろうと自信をみせている。ジョリオン・パーマーは、ロータスを買収してワークスチームとして復活する新生ルノーで2016年にF1デビューを果たす。2015年にロータスで多数のフリープラクティスに参加したジョリオン・パーマーだが、最後のレースはGP2でタイトルを獲得したシーズンである2014年11月まで遡る。
「オースティンで契約が発表されたとき、尻込みするよなことはまったくなかった」とジェリオン・パーマーはコメント。「レースをしていない今はちょっとは考えるようになったけどね。現時点でレースをしていないということは、次のグランプリがそのレースというになるからね。でも、とても刺激的だよ」「適切なレースから一年離れていたけど、レース感と戦略に関してはどちらに転ぶかはわからない」「メルボルンでライトが消えたときに、少し錆びついているかどうかがわかるだろう。そうならないことを願っているけどね!」「レース面は持って生まれたものだし、戦略面は2015年にも実際に関与していた」「とても有益だった。全てを聞いていたし、決定に関与することさえあったからね。エンジニアの見解から物事を見れたのは良かった」「走っているときは、ピットウォールの全員が何を行っているのか、そして、本当の痛みを理解できないものだ」「なので、人々とそれについて話をする一年を得られたことは、レースドライバーとして非常に面白いことだった」だが、F1デビューに備えて、フィジカル面を鍛え直すことに加え、ジョリオン・パーマーは、舞台裏でやり直す必要がある多くの仕事がまだあると認める。「そこはチームと一緒に作業していく部分だ」とジョリオン・パーマーはコメント「まだ学ぶことはある。僕はルーキーだし、レーススタートやF1のレース距離を経験していないので、シミュレーターやデータ作業などをファクトリーで頑張っていく」「本当に激しくなりそうだ。そこがF1とGP2の違いだ。仕事のインテンシティ、様々なエンジニア、詳細への注意力などね」