F1イタリアGPにはいわゆる“モンツァの呪い”と呼ばれるジンクスがある。2019年以来、レースウィナーのシャルル・ルクレール、ピエール・ガスリー、ダニエル・リカルドは、翌年にモンツァに戻った際に全員がリタイアしている。昨年のウィナーであるマックス・フェルスタッペンは、今年、そのジンクスに直面することになる。
予選でフェルスタッペンを破ってモンツァのポールポジショに並ぶカルロス・サインツは“モンツァの呪い”についての話題を軽視した。「マックスに聞いてみるといいかもしれないよ!」とサインツはメディアに語った。「でも、正直なところ、僕は統計とか、こういう呪いとか、そういうものをあまり信じていない」「何かが起こらない限り、僕は、最もふさわしい人、通常は最も速い人がレースを制すると思っている」「私はただ、より速く、すべてをまとめてレースに臨み、その日を楽しむように努力するつもりだ」「フェラーリとともにモンツァでポールポジションからスタートするのを楽しむつもりだ。良いエネルギーと良い雰囲気がある。とても楽しいものになるだろうし、とにかく楽しむつもりだ」サインツは自身とフェラーリの見通しについて、勝利は「起こり得る、明日不可能なことはない」と信じていると語る。「スタートではマックスの前に留まるために全力を尽くすつもりだけど、今年を振り返ってみると、100パーセントのレースでマックスの方が速かった。明らかに速かったので、簡単なことではないと思っている」「彼らはいずれにせよ、突破口を見つけようとしているだろうけど、もし何かが起こるとしれば、明日はとても良い一日になって勝利を掴めるだろう。だから、レースに勝つという心構えを持って明日に臨み、フェルスタッペンの状況とレースペースに適応するつもりだ」
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