2018年のインディカー・シリーズ 第8戦 デトロイトGPの予選が6月3日(日)に行われ、アレクサンダー・ロッシがポールポジションを獲得。佐藤琢磨は20番グリッドから決勝をスタートする。近年のインディカー・シリーズでは、メモリアルデイにインディアナポリス500(インディ500)を終えた翌週には、アメリカ自動車業界の首都デトロイトで、ダブルヘッダーを開催するのが恒例となっている。
前日の第7戦に続き、3日(日)は第8戦を開催。日曜日の天候は生憎の雨。デトロイトの近郊、デトロイトリバーに浮かぶベル・アイルに特設される公園内の道路を使った全長2.34マイルのストリートコースでウエットコンディションのなかで予選が行われた。デトロイトGPの予選はロードコースの典型的な3ラウンドのノックアウト方式ではなく、2グループに分けた12分ずつのセッションで実施。最速タイムを記録したグループが奇数グリッドを獲得する。第8戦の予選は、前日と同じグループ分けのまま、グループ1とグループ2の順番が入れ替わって行われた。ウェットでのストリートコースということもあり、グループ1ではトニー・カナーン(A.J.フォイト)、グループ2ではジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がクラッシュして赤旗。フンコス・レーシングはルーキーのレネ・ビンダーを走らせないという決断をしている。ポールポジションを獲得したのはグループ2で出走したアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)。1分33秒3143を記録し、今シーズン2度目、自身3度目となるポールポジションを獲得した。フロントローの2番グリッドにはロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン)が並ぶ。2列目には今年のインディ500ウィナーのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)とエド・ジョーンズ(チップ・ガナッシ)が並ぶ。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はグループ1で10番手。決勝は10列目20番グリッドからスタートする。2018 インディカー 第8戦 デトロイト 予選 結果PosNoDriverTeam TimeStage127アレキサンダー・ロッシAndretti AutosportH1:33.3143Group226ロバート・ウィッケンズSchmidt Peterson MotorsportsH1:33.6605Group1312ウィル・パワーTeam PenskeC1:33.8825Group2410エド・ジョーンズChip Ganassi RacingH1:33.9256Group159スコット・ディクソンChip Ganassi RacingH1:33.9544Group265ジェームス・ヒンチクリフSchmidt Peterson MotorsportsH1:34.1370Group1726ザック・ビーチAndretti AutosportH1:34.6464Group2822シモン・パジェノーTeam PenskeC1:34.2315Group1915グラハム・レイホールRahal Letterman Lanigan RacingH1:35.0256Group21028ライアン・ハンターレイAndretti AutosportH1:34.5021Group11120ジョーダン・キングEd Carpenter RacingC1:35.1374Group21298マルコ・アンドレッティAndretti AutosportH1:34.5475Group11319サンティノ・フェルッチDale Coyne RacingH1:35.4664Group21488ギャリー・チャペスHarding RacingC1:35.66045Group11521スペンサー・ピゴットEd Carpenter RacingC1:35.3713Group21618セバスチャン・ブルデーDale Coyne RacingH1:35.6692Group11759マックス・チルトンCarlinC1:36.9796Group2184マテウス・レイストAJ Foyt Racing C1:36.0439Group1191ジョセフ・ニューガーデンTeam PenskeC1:38.3041Group22030佐藤琢磨Rahal Letterman Lanigan RacingH1:37.0851Group12123チャーリー・キンボールCarlinC1:39.3597Group22214トニー・カナーンAJ Foyt Racing C Group12332レネ・ビンダーJuncos RacingC Group1
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