インディカー・シリーズ 第16戦 ワトキンス・グレンの決勝が3日(日)に行われ、アレキサンダー・ロッシが今季初優勝。佐藤琢磨はマシントラブルにより、19位でレースを終えた。ワトキンスグレン・インターナショナルは、1961年から1980年までF1世界選手権アメリカGPの舞台となったサーキット。ニューヨーク州西側の山間、フィンガーレイク地方とも呼ばれる緑深いリゾートエリアにたたずむ全長3.37マイルのサーキットはアップダウンに富み、高速コーナーが連続するコースレイアウトとなっている。
レースはウェット宣言でスタート。2時間のタイムレース扱いとなり、タイヤの使用義務はなくなった。優勝はポールポジションからスタートしたアレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)。今シーズン初勝利、昨年のインディ500以来となる通算2勝目を挙げた。2位にはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3位にはライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続き、ホンダ勢が表彰台を独占した。4番グリッドからスタートした佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、好スタートを決めて2番手まで浮上するも、その後スローダウン。ターボのウェイストゲートのコネクターが外れるというトラブルに見舞われており、修復してレースに復帰したが、4周遅れの19位でレースを終えた。今回のレースでポイントリーダーのジョセフ・ニューガーデン(56ポイント)が18位でフィニッシュしたで、2位のスコット・ディクソン(597ポイント)との差は3ポイントまで縮まった。佐藤琢磨は421ポイントで残念ながらチャンピオンの可能性は潰えた。最終戦ソノマは9月17日に決勝レースが行われる。2017 インディカー 第16戦 ワトキンス・グレン 結果PosNoDriverTeam 198アレキサンダー・ロッシAndretti AutosportH29スコット・ディクソンChip Ganassi RacingH328ライアン・ハンターレイAndretti AutosportH43エリオ・カストロネベスTeam PenskeC515グラハム・レイホールRahal Letterman Lanigan RacingH612ウィル・パワーTeam PenskeC783チャーリー・キンボールChip Ganassi RacingH88マックス・チルトンChip Ganassi RacingH91シモン・パジェノーTeam PenskeC1014カルロス・ムニョスAJ Foyt Racing C114コナー・デイリーAJ Foyt Racing C1220スペンサー・ピゴットEd Carpenter RacingC1319エド・ジョーンズDale Coyne RacingH147ジャック・ハーベイSchmidt Peterson MotorsportsH1521J.R.ヒルデブランドEd Carpenter RacingC1627マルコ・アンドレッティAndretti AutosportH1718セバスチャン・ブルデーDale Coyne RacingH182ジョセフ・ニューガーデンTeam PenskeC1926佐藤琢磨Andretti AutosportH2010トニー・カナーンChip Ganassi RacingH215ジェームス・ヒンチクリフSchmidt Peterson MotorsportsH