第102回 インディ500の決勝レースが5月27日(日)にインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われ、ウィル・パワー(ペンスキー)が悲願のインディ500初制覇を果たした。新たなインディ500ウィナーが誕生した。2018年のインディ500を制したのは、オーストラリア出身の37歳、ウィル・パワー。2014年のインディカー・チャンピオンであるパワーは11回目の挑戦でインディ500初優勝。オーストラリア国籍のドライバーとしても初優勝となる。
最後のセーフティカーが退き、194周目にレースは再開。トップはステファン・ウィルソン(アンドレッティ)、2番手にジャック・ハーベイ(マイケル・シャンク・レーシング)が続き、ウィル・パワーは3番手で前の2台についていけなかった。しかし、196周目に前の2台が給油のために揃ってピットイン。トップに立ったウィル・パワーがそのままトップでチェッカーを受けるというある意味衝撃的なフィニッシュとなった。2位はエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)、3位にはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、4位にはアレキサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)、5位にはライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続いた。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は47周目にクラッシュを喫して32位。今回の引退レースとなったダニカ・パトリックを始め、エリオ・カストロネベス、トニー・カナーン、セバスチャン・ブルデーといったドライバーがリタイアを喫した。2018年 インディ500 決勝 結果PNoDriverTeam 112ウィル・パワーTeam PenskeC220エド・カーペンターEd Carpenter RacingC39スコット・ディクソンChip Ganassi RacingH427アレキサンダー・ロッシAndretti AutosportH528ライアン・ハンターレイAndretti AutosportH622シモン・パジェノーTeam PenskeC729カルロス・ムニョスAndretti AutosportH81ジョセフ・ニューガーデンTeam PenskeC96ロバート・ウィッケンズSchmidt Peterson MotorsportsH1015グラハム・レイホールRahal Letterman Lanigan RacingH1166JR.ヒルデブランドDreyer & Rainbold RacingC1298マルコ・アンドレッティAndretti Herta Autosport with Curb-AgajanianH134マテウス・レイストAJ Foyt Racing C1488ギャリー・チャペスHarding RacingC1525ステファン・ウィルソンAndretti AutosportH1660ジャック・ハーベイMeyer Shank Racing with SPMH1764オリオール・セルビアScuderia Corsa with RLLH1823チャーリー・キンボールCarlinC1919ザカリー・クラマン・デ・メロDale Coyne RacingH2021スペンサー・ピゴットEd Carpenter RacingC2117コナー・デイリーDale Coyne Racing dba Thom Burns RacingH2259マックス・チルトンCarlinC2326ザック・ビーチAndretti AutosportH247ジェイ・ハワードSchmidt Peterson MotorsportsH2514トニー・カナーンAJ Foyt Racing C2624セージ・カラムDreyer & Rainbold RacingC273エリオ・カストロネベスTeam PenskeC2818セバスチャン・ブルデーDale Coyne Racing with Vasser-SullivanH2932カイル・カイザーJuncos RacingC3013ダニカ・パトリックEd Carpenter RacingC3110エド・ジョーンズChip Ganassi RacingH3230佐藤琢磨Rahal Letterman Lanigan RacingH3333ジェームス・デイビソンFoyt with Byrd / Hollinger / BelardiC
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