インディ500の決勝でスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が九死に一生の大クラッシュを喫した。53周目。ポールポジションからスタートしたスコット・ディクソンは、スピンしたジェイ・ハワード(Schmidt Peterson Motorsports)を避けきれずに接触。マシンを宙をまってウォールに衝突し、マシンの後部がなくなるほどの大クラッシュを喫した。
しかし、幸いにもスコット・ディクソンは自力でマシンを降りた。この事故により、ウォールが損傷したため、レースは赤旗中断となった。レースは、マクラーレン・ホンダ・アンドレッティからインディ500に初挑戦しているフェルナンド・アロンソが37周にラップリーダーとなる活躍をみせ、赤旗中断時も首位をキープしている。