インディカー・シリーズでチーム・ペンスキーをスポンサードしている日立は、2018年シーズンに現役シリーズチャンピオンであるジョセフ・ニューガーデンの1号車に日立のカラーリングとロゴを掲載することを発表した。2012年からチーム・ペンスキーのスポンサーを務める日立は、過去5年間、3度のインディ500ウィナーであるエリオ・カストロネベスのフィーチャーパートナーを務めてきた。
しかし、今季はエリオ・カストロネベスがインディ500のみの参戦となるため、そのカラーリングをジョセフ・ニューガーデンが引き継ぐことになった。カラーリングは日立オートモティブシステムズがメインスポンサーとなる8戦のプライマリーレースで採用される。さらに日立はチーム・ペンスキーの他のマシンのアソシエイトスポンサーも継続。シモン・パジェノー、ウィル・パワー、インディ500で3号車を走らせるエリオ・カストロネベスをサポートする。「日立とのパートナーシップは幅広いビジネスプラットフォームを両社に提供し続けている」とチームオーナーのロジャー・ペンスキーはコメント。「日立は、シボレーとの優秀なインディカー エンジン プログラムを継続し、我々のトラックパフォーマンスに深く関与している。レーストラックを離れても、我々の関係は共同でのマーケティングとプロモーションへの取り組みに加え、様々な自動車および技術プロジェクトを通じた成功とともに新たな高みに到達し続けている。我々は2018年にこの成功をさらに築いていくことに興奮している」2017年にペンスキーに加入し、4勝を挙げて自身初のインディカーチャンピオンを獲得したジョセフ・ニーガーデンは「チーム・ペンスキーとの初シーズンで、僕はこの素晴らしいパートナーシップを直接目の当たりにしてきた」とコメント。「日立の従業員やパートナーの全員との仕事を楽しみにしているし、すでに成功を収めている巨大な枠組みをさらに高めていきたい」日立の東原敏昭 執行役社長兼CEOは「チーム・ペンスキーとのスポンサーシップは、輸送と物流の世界的なリーダーであるペンスキー・コーポレーションとのパートナーシップのみならず、インディカーの素晴らしいレースチームの成功を活用する絶好の機会を日立グループに提供し続けています」とコメント。「2012年以来、日立は、ペンスキーが成功したレースチームを構築し、彼らのビジネスの他の側面も最適化するデータ分析の専門知識とともに、その技術とアプリケーションの経験を活用してきました。ペンスキーと提携することにより、日立のソーシャルイノベーション事業を取り巻くグローバルブランドを構築し続けるための強固な地位を確立しています」日立オートモティブシステムズの関秀明 執行役社長兼CEOは「我々は2018年にチーム・ペンスキーとのパートナーシップを継続することに非常に興奮しています」とコメント。「2017年のベライゾン・インディカー・シリーズの最終順位の上位5位のうち4位を占め、15回目のシリーズチャンピオンを獲得したことは、チーム・ペンスキーの卓越性へのコミットメントを示しています。日立は1番になるために同じやる気と決意を共有しています」2018年のベライゾン・インディカー・シリーズは、3月11日(日)にフロリダのセントピーターズバーグで開幕する。関連:インディカー:2018年 開催スケジュール
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