アロー・マクラーレンは、インディカー・シリーズの今後数シーズンの6号車シボレーのドライバーとしてデイビッド・マルカスと複数年契約を結んだことを発表した。シカゴ出身のマルカスは、デイル・コイン・レーシングでのシーズンでインディカーのキャリアで2度の表彰台を獲得している。マルカスは、来シーズンからメイヤー・シャンク・レーシングに加わるフェリックス・ローゼンクヴィストに代わって、パト・オワードとアレクサンダー・ロッシと3台体制でチームを組むことになる。
「とても興奮しているし、スタートを切るのが本当に楽しみだ。アロー・マクラーレンはシーズンを通してチップ(ガナッシ・レーシング)と(チーム)ペンスキーに追いついてきたし、未来は本当に明るい」とマルカスは語った。「ギャビン(ウォード/アロー・マクラーレン レーシング・ディレクター)と話したとき、プランやカルチャー、チームのあり方について彼が語ってくれて、本当に参加したいと思った」ウォードは、21歳のマルカスをチームの新メンバーとして迎えるという発表を非常に熱狂的に語った。「我々はこの決定に関する分析から始めたが、インディカーで最も優れた才能を持つ新進気鋭のドライバーのひとりであるデイビッドが、我々の前に現れた」「そこから進めた。数字がすべてじゃない。我々はここで何かを築こうとしている。デイビッドが言ったように、カルチャー、チームとしての働き方、レースを楽しむやり方が大きな部分を占めている。我々には次のステップに進む野心がある。デイビッドはその大きな一翼を担ってくれると思う」マクラーレンのCEOであるザック・ブラウンも、ウォードの意見に同意した。「パト・オワードとアレクサンダー・ロッシのドライバー・ラインナップを見ると、経験と若さが融合した激しいラインナップだ。来年、デビッド、アレックス、パトと一緒にレースをするのが楽しみだ」とブラウンは語った。インディカー・デビュー前、マルカスは2018年のUSFプロ2000選手権で3勝を挙げて4位、2021年のインディNXT選手権で20戦中7勝と5回の2位を挙げてランキング2位だった。マルカスは、日曜日に開催される2023年インディカー・シーズン・ファイナルに向けて、ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで木曜日に行われた公開テスト・セッションで、27人のドライバー中17番手タイムを記録した。
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