2023年F1第12戦ハンガリーGP 予選のハイライト動画。7月22日(土)にブダペストのハンガロリンクでハンガリーGPの公式予選が行われた。ATAルールが試行されたハンガリーGPの予選。Q1はハード、Q2はミディアム、Q3はソフトの使用が義務付けられた。特に序盤のセグメントではタイヤに加え、トラフィックとトラックリミットによるタイム抹消が影響。ジョージ・ラッセル(メルセデス)がQ1、カルロス・サインツ(フェラーリ)がQ2で姿を消した。
ポールポジションを獲得したのはルイス・ハミルトン。最後のアタックで1分16秒609をマーク。フェルスタッペンを0.003秒上回って、2021年サウジアラビアGP以来通算104回目のポールポジション獲得した。2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)はアップデートが施されたRB19のバランスに満足できないかったとセッション後に語っている。チームメイトのセルジオ・ペレスは8番手。6戦ぶりのQ3進出を果たした。3番手にはランド・ノリス、4番手にはオスカー・ピアストリと前戦シルバーストンに続いてマクラーレンの速さを見せた。低速コーナーと高い気温という本来ならば苦手とするサーキットでの2列目確保は、マクラーレンの改善が本物であることを示しているかもしれない。5番手は周冠宇(アルファロメオ)。今シーズン初のQ3進出を果たした周は、本家フェラーリの2台を上回った。チームメイトのバルテリ・ボッタスもQ3に進んで9番手だったそのフェラーリはシャルル・ルクレールが6番手、カルロス・サインツはQ2で敗退して11番手だった。7番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)。競争力が期待されたサーキットでいまいちパフォーマンスを示すことができていない。チームメイトのランス・ストロールは14番手だった。10番手には1発の速さが際立っているニコ・ヒュルケンベルグ(ハースF1チーム)が入った。アルピーヌF1は2台揃ってQ2で姿を消し、シルバーストンでは輝きを見せたウィリアムズは2台揃ってQ1で敗退。F1復帰戦となったダニエル・リカルド(アルファタウリ)はQ2進出を果たして13番手。角田裕毅はQ1で敗退して17番手。期待されていたリカルドを上回って存在感を示すことはできなかった。
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