ニコ・ヒュルケンベルグは、2024年F1イギリスGPの決勝で2戦連続となる6位フィニッシュを果たした。6番グリッドからスタートしたニコ・ヒュルケンベルグは、スタートで9番手まで順位を落とすも、26周目までインターへの交換を我慢して7番手に浮上。その後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)のリタイアによって6番手に浮上すると、39周目にスリックタイヤに交換してポジションを維持して6位でチェッカー。
前戦オーストリアGPに次いで8ポイントを獲得し、ドライバーズランキングで角田裕毅を抜いて11番手に浮上。ハースF1チームもこの2戦で16ポイントを加算し、ランキング6位のRBに4ポイント差まで迫った。「チームにとってとても嬉しいことだ。8ポイントを獲得できたことは非常に価値がある」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「さらに重要なのは、今回のアップデートでパフォーマンスが向上し、今シーズン残りの期間に楽観的な見通しが持てるようになったことだ。僕たちは間違いなく、現在5番目に速いチームを争っている。これは明らかにポジティブなことであり、数週間前には誰も予想していなかったことだ」「とても励みになるし、とてもポジティブな結果だ。序盤に雨が降ったけど、インターには十分ではなかったので、難しいレースだった。高速コーナーが多く、グリップも良くないこのコースでは、非常に危険だったけど、うまく走りきって、スタートで失ったポジションを取り戻すことができた」チームメイトのケビン・マグヌッセンは12位でフィニッシュした。「ピットインが1周早すぎたと思う。アルボンのすぐ後ろにつけていたけど、彼がもう1周走り続けて大きく差を広げられてしまった」とマグヌッセンはコメント。「ソフトタイヤのペースはそれほど良くなかった。すぐにグレイニングを起こしてしまい、良いスティントを走ることができなかった」「今日はニコが8ポイントを獲得したのは素晴らしいことだ。チームにとって本当に良い2週間だったし、とても重要なことだ。僕も少しでも貢献できればよかったけど、最後には力及ばなかった」
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