ニコ・ヒュルケンベルグは、ジェットコースターのような2週間から解放され、ゆっくりと羽を伸ばしている。昨年末でルノーのF1シートを失ったニコ・ヒュルケンベルグは、シルバーストンで開催された2連戦で新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役として急遽レーシング・ポイントから出場。とくに1戦目のF1イギリスGPは24時間という短い準備期間でのドタバタの週末となった。
2戦目のF1 70周年記念GPでは、予選で3番手タイムを記録する好パフォーマンスを披露。決勝でも7位入賞を果たし、パドックから改めて高い評価を得た。本来、今週末はニュルブルクリンクで開催されるADAC GTマスターズに出場予定だったニコ・ヒュルケンベルグだったが、F1スペインGPで万が一セルジオ・ペレスに再び陽性反応が出た場合に備えてバルセロナで待機。だが、最終的にセルジオ・ペレスは陰性反応が出たことでF1スペインGPへの出場が決定。お役御免となったニコ・ヒュルケンベルグはスペインのマヨルカ島に移動。プールで仲間とビール片手に羽を伸ばしている写真には「Back to Hulkenbreak」というキャプションが添えられた。 この投稿をInstagramで見る Nico Hülkenberg(@hulkhulkenberg)がシェアした投稿 - 2020年 8月月14日午前8時53分PDT シルバーストンでの活躍により、ニコ・ヒュルケンベルグには2021年のF1復帰の可能性が開けた。すでにハースとアルファロメオはF1シートについてヒュルケンベルグと話し合いの場をもったことを認めている。
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