ニコ・ヒュルケンベルグは、来月ウィリアムズのF1マシンをテストする。2010年のウィリアムズのレースドライバーに決定したニコ・ヒュルケンベルグ。今シーズンから導入されたテスト禁止により、公式テストは2月まで行われない。しかし、2レース以上参戦したことがない若手ドライバーは、シーズン最終戦から12月31日までの間に3日間行われることが許されており、ヒュルケンベルグはそのうちの2日間に参加する予定である。
「ウィリアムズでレースできることに興奮している。彼らは真のレーサー屋だ」とヒュルケンベルグは語る。「僕は2年間テストドライバーとしてチームと過ごしたから、皆のことはよく知っている。今年はファクトリーで、コンポジットや風洞、部分組立ての作業にも加わってきた。皆が好きだし、ファクトリーの雰囲気もとても良い。今は正ドライバーだから、来年が本当に楽しみだ」 チームメイトとなるルーベンス・バリチェロは、当然、新人テストに参加する資格はないため、コスワース搭載のクルマを最初にドライブするのはヒュルケンベルグということになる。ヒュルケンベルグにとって、最後にF1マシンをドライブしてからほぼ9ヶ月ぶりの走行となる。「2月のテストが開始されたら、2010年用のマシンであるFW32をテストする予定だけど、ヘレスで12月に行われる若手ドライバーのテストに2日間参加する」関連:F1:若手ドライバーテスト参加ドライバー - 2009年11月10日