ニコ・ヒュルケンベルグは、2013年のザウバー移籍はF1キャリア最大のミスだったと考えている。2010年にウィリアムズでF1デビューを果たしたニコ・ロズベルグは、1年間のリザーブドライバーを経て、2011年にフォース・インディアでグリッドに復帰。2013年に前年に競争力をみせていたザウバーに移籍するが、資金難によってチームは低迷。わずか1年で離脱し、フォース・インディアに戻っている。
2020年のF1シートを獲得することができず、177戦で一度も表彰台に上がることなくF1グリッドを離れることになったニコ・ヒュルケンベルグは、ザウバー移籍はF1キャリアで最大のミスだったと考えている「全ての移籍が適切もしくは完璧というわけではなかった」とニコ・ヒュルケンベルグは語る。「F1で難しいのは、物事が変化する6~8か月前に決断を下さなければならないことだ。状況がどうなるかを予測するのは困難だ」「いつも後から言うのは簡単だけど、2013年のザウバー移籍は僕のキャリアではベストで移籍ではなかったと感じている。シーズン後半は良かったんだけどね」