ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーにとって2018年の“ベスト・オブ・ザ・レスト”の称号を手にするための脅威となるのは、マクラーレンやフォース・インディアではなく、ハースだとみなしている。2018年のF1世界選手権も折り返しを迎え、ルノーはミッドフィールドのトップとしての立場を固めているように見えるが、コンストラクターズ選手権でハースとの差は19ポイント差。フォース・インディアとマクラーレンは22ポイント差でルノーを追いかけている。
しかし、ニコ・ヒュルケンベルグは、今後の戦いにおいては最近のレースで好パフォーマンスを示しているハースが脅威になってくると考えている。ハースの脅威について質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「過去数週間を考えれば今はそうなっているように見えるね」と Crash.net にコメント。「ハースには多くのポテンシャルがあると思うし、マクラーレンは少し失っているように思う。彼ら(ハース)は速いし、僕たちはそれを真剣に受け止めている」今季、様々な関係者がベストエンジンだと称するフェラーリのF1パワーユニットを搭載するハースは、ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンがそのスピードを示しているが、序盤戦は主にグロージャンによるミスやクラッシュ、そして、ピットストップでの失敗や不運よってポイントを取りこぼしてきた。「彼らがどのようにしてそのレベルにたどり着いたかは僕があまり関与できることではないけど、現時点で彼らは強いし、僕たちはそれに対処しなければならない」「以前、彼らは逃していたけど、オーストリアで多くのポテンシャルを実現させた」「その勢いが向きを変えることもあるけど、最終的に彼らには強力なクルマと優れたパッケージがある」
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