ポルシェは、2016年のル・マン24時間レースで、今年優勝を成し遂げたニコ・ヒュルケンベルグ、ニック・タンディ、アール・バンバの起用することを目財している。LMP1チーム監督のアンドレア・ザイドルは、今年もル・マンで“間違いなく3台のクルマを走らせる”と語り、ニコ・ヒュルケンベルグと交渉中であることを認めた。
「理想的には、3台目のクルマに同じ3人のドライバーを乗せたい。だが、まずはニコのF1状況について見守らなければならない」とアンドレア・ザイドルはコメント。ニコ・ヒュルケンベルグは、2017年までフォース・インディアに残留する契約を結んだが、その発表前にニュルブルクリンクで開催されたWECで、ル・マン復帰はF1契約次第だと述べていた。「是非やりたいし、ル・マンに戻りたい」とニコ・ヒュルケンベルグは述べた。「全ては僕のF1キャリアがどうなるか、どこでレースをすることになるか次第だ」フォース・インディアは、交渉の一部として、今年と同じようにニコ・ヒュルケンベルグが、ル・マンやWECのスパラウンドに参戦できることを契約に盛り込んでいると考えられている。アンドレア・ザイドルは「ニックとアールは2016年にル・マンでP1でレースをすることがほぼ決まっている」としており、それが「GTにも利益になる」と付け加えた。アンドレア・ザイドルは、2016年も2台のフルタイムのエントリーに加えて3台目を走らせるという決定は簡単なことだったと説明した。「ル・マンまでにたいだい同じマイレージを9名のドライバーに与えることによって各3台のマシンに勝つための同じチャンスを与えられれば、そのコンセプトが正しいことが証明された」ル・マンで優勝したマシンを担当したクルーは、現在、ポルシェ専用のテストチームとなっている。「レースまでに彼らはあらゆるテストをお子kなってきた。それは全員にとってタフだった」