ニコ・ヒュルケンベルグは、フォースインディアが力強いスタートを維持し、上位勢にチャンレンジし続けることができない理由はないと考えている。ニコ・ヒュルケンベルグは、2014年の開幕2戦のどちらもトップ6以内でフィニッシュしており、マレーシアではフェルナンド・アロンソと4位を争った。フォース・インディアは、近年番狂わせの犠牲者となってきたが、ニコ・ヒュルケンベルグは、チームには今シーズンを通して定期的にトップ6を争える十分に強いパッケージがあると考えている。
「それを維持的ないと考える理由はない。可能なはずだ」とニコ・ヒュルケンベルグは述べた。「もちろん、僕たちは開発レースの最中だし、クルマの弱点などいろんなことを学び、それはもっと良いパッケージに変換できるようにしなければならない」「でも、僕たちは強いままでいれると思っている。もちろん、ちょっとトラックに左右されることもあるかもしれないけど、僕たちにはかなりいいパッケージがあると思う」フォース・インディアの副チーム代表ボブ・ファーンリーは、ニコ・ヒュルケンベルグのドライビングを称賛しつつも、チームが一貫してビッグチームにチャンレンジできる十分に良いクルマを造ったと主張する。「彼がクルマを上回っているとは思わない。彼はクルマで良い仕事をしているが、クルマがなければ、それはできない」「我々は状況に慣れてきているので、サーキットからサーキットでちょっとした変化がありあそうだ。そのような状況が落ち着くまであと数レースは続くだろう」「後退するつもりはないのは確かだ。実際、前進しようとしている」「現時点で、我々は望んでいた位置にいると思う。我々は、シーズン序盤でトップ4〜5のチームに食い込むという目標を設定したが、我々はそこにいると思う」「我々がやらなければならないことは、そこに留まり、もう少し懸命に上位を目指すことだ。我々が目指しているのは表彰台だ。我々はまったく萎縮していない。目標は表彰台であり、それを撤回するつもりはない」一方、今年マクラーレンから移籍していたセルジオ・ペレスは、タフなシーズンスタートを過ごしている。予選でもニコ・ヒュルケンベルグを上回ることができず、オーストラリアでは10位フィニッシュ、マレーシアではソフトウェア問題により、レースに出走することができなかった。ボブ・ファーンリーは、チームはマレーシアでセルジオ・ペレスを失望させてしまったと述べ、ニコ・ヒュルケンベルグのスタートに匹敵できるようになるだろうと考えている。「メルボルンでグティエレスにぶつけられたのは助けにならなかったが、彼は10位というポジションを取り戻すために素晴らしい戦いをみせた」「悲しいことに、我々はマレーシアで彼を失望させてしまった。ソフトウェアに問題があり、彼をレースから追い出してしまった。それがなければ、彼はニコの後ろでフィニッシュできたと思う」