ニコ・ヒュルケンベルグは、ロータス加入を断ったことが正しい判断だったかどうかを言うにはあまりに早過ぎると考えている。ロータスは、昨年の最終2戦でキミ・ライコネンの代役としてニコ・ヒュルケンベルグにオファーしており、2014年にニコ・ヒュルケンベルグを雇うことに関心を示していた。
しかし、ロータスの財政不安と投資企業であるカンタム・モータースポーツとの契約を時間内に締結できなかったこともあり、ニコ・ヒュルケンベルグはフォース・インディアに移籍することを選んだ。今年、ロータスは新車E22のデビューが遅れており、チーム代表のエリック・ブーリエもマクラーレンへ移籍した。だが、ニコ・ヒュルケンベルグは、まだロータスが力強いシーズンを送る可能性はあり、決断を後悔する可能性があると述べた。現状から判断してロータスに移籍しなかったことに安堵しているかと質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「話すのは難しいことだね」とコメント。「ちょっと不確実性があったし、(ロータスは)現時点でもかなり不明な状況だ」「でも、現時点でそれが彼らのパフォーマンスに影響を及ぼすかどうかはわからない。まだ確認できていないことだ。彼らがどのように発展していくか見守っている」ニコ・ヒュルケンベルグは、ヘレステストを終えただけではまだ予想はできないと認めるが、ここまでフォース・インディアへの復帰は励みになっていると述べた。「チームは成長したと思う。ファクトリーに戻って、まずインフラが変わっているのがわかった」「より多くの人材もいるし、チームは成長している。良いシグナルだね」