当初11月末までにF1での将来をまとめたいと述べていたニコ・ヒュルケンベルグだが、もっと長く待つことに不満はないと述べた。ニコ・ヒュルケンベルグは、ロータスとカンタム・モータースポーツとの投資契約成立の正式発表を待っている。実現しない場合、パストール・マルドナドが代わりにシートを獲得するとされており、ニコ・ヒュルケンベルグがフォース・インディア移籍、もしくはザウバーでもう1シーズン過ごすという選択を残している。
だが、まだ正式発表はないものの、カンタムのオーナーは、ロータスとの契約は完了したと主張。ニコ・ヒュルケンベルグは最終決定を延ばす準備ができていると述べた。当初、最終期限を10月末に設定してニコ・ヒュルケンベルグは「もう少し遅らせてみるつもりだ」とコメント。「最終期限というわけではなく、その時点ではウィッシュリストだった」シーズン後半は、ザウバーで印象的なパフォーマンスを続けているニコ・ヒュルケンベルグだが、自身の将来は他チームの財政状況に依存しいてると認識している。財政状況によって望んでいるロータスのシートを獲得できない危険があるが、ニコ・ヒュルケンベルグは、F1で起こっていることについてそれほど動揺していないと主張する。「そうだね。ちょっと期待はずれだし、タフだけど、今に始まったことではない」「(ウィリアムズのシートを失った)2010年にすでにそれを経験している。楽しくも嬉しくもないことだよね」「期待はずれなことだけど、落ち込んでいるわけにはいかない」「自分がやっていることをやり続けなければならないし、それが一番の宣伝になる」「もちろん、才能だけで誰が運転するかについて評価されるのが理想だけど、現時点ではそのように動いていない」キミ・ライコネンの給与が支払われていないことは心配かと質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「まず第一にキミの休養は僕よりもずっと高いと思うよ」とコメント。「でも、彼がやっていることに関して懸念はない」
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