ニコ・ヒュルケンベルグが、給与を受け取っていないのはザウバーだけではないようだ。Blick の通信員ロジャー・ブノワは、ニコ・ヒュルケンベルグが昨年の所属チームであるフォース・インディアからの給与支払いが完了していないことを耳にしたとヒュルケンベルグに質問した。ニコ・ヒュルケンベルグは「それって質問する意味ある?」と笑いながらコメント。
「数字や給料に関しては何も言えない。契約があるからね」ロジャー・ブノワは、未払いの給与で快適に暮らせるのではとの問いかけにヒュルケンベルグが「笑って何も言わなかった」と付け加えた。もう一つの噂は、ニコ・ヒュルケンベルグが、ザウバーの支払い違反によって契約を解除しており、すでにフリーエージェントというもの。「それについての反応は前と同じだ」とニコ・ヒュルケンベルグは主張。だが、2014年にむけてフェラーリやロータスと交渉しているとの噂は否定しなかった。ニコ・ヒュルケンベルグが、フォース・インディアから給与を支払われなかったという事実は、多くの人が“横移動”と揶揄したザウバーに移籍するという決断に説明がつく。だが、ザウバーの2013年マシンは競争力がなく、財政的に生き残ることにも苦労している。「ここまでは望んでいた結果を出せていないのは確かだ」とニコ・ヒュルケンベルグは認める。「でも、人生にはこういうときもある」フォース・インディアのスピードを見て後悔しているかと質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「いいや。自分で決断したことだ」と述べた。
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