ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスが、ウィリアムズに移籍するとの噂が浮上。しかし、ウィリアムズの株主であるトト・ヴォルフはこの噂を否定している。ヒスパニア・レーシングは、技術部門とマネジメントチームに刷新を検討しているとされ、コリン・コレスがチーム代表の職を失うとの報道がなされている。
ヒスパニア・レーシングは、コリン・コレスがドイツのグレーディンクに所有するTMEレーシングの施設を事実上の拠点としているため、この噂は現実的ではないとの見方もある。しかし、その一方でスパイカーやフォース・インディアでチーム代表を務めた経験のあるコルン・コレスが低迷するウィリアムズに加入するとの推測もなされている。フランク・ウィリアムズに次いチームの大株主であるトト・ヴォルフは「コリンは友人だ」と motorsport-total.com にコメント。これまでコリン・コレスは、各種のビジネスでトト・ヴォルフと個人的に仕事をしてきたとされている。「私が関与している会社に建て直しが必要であるなら、救世主に最も適しているのはコリンだろう。だが、我々はウィリアムズでそのような状況には陥っていない」