ヒスパニア・レーシングは、F1スペインGPの決勝レースで、ナレイン・カーティケヤンが21位、ヴィタントニオ・リウッツィはリタイアだった。ナレイン・カーティケヤン (21位)「とてもハードなレースだった。タイヤのデグラデーションが大きかったし、特にリアタイヤは運転をとても難しいものにした。最初の数ラップは問題なかったけど、そのあとリアが多くの問題を与え始めた。シートにも問題があって背中を火傷してしまったし、痛みに耐えられないときもあった」
「あまり多くのことは得られなかったけど、ポジティブな面はレースを完走できたことだ。なぜペースが遅かったのか調べる必要がある。今週末、僕たちのレースペースは改善すると思っていたけど、そうはならなかった。予選は良かったけど、レースペースは以前のレースほど良くはなかった。おそらくプライムとオプションの劇的な差がセットアップを非常に難しくして、結果としてオーバステアが大きくなったんだと思う。なので、これからそれに取り組んでいく必要がある」ヴィタントニオ・リウッツィ (リタイア)「前回のグランプリと同じように素晴らしいスタートができて、1コーナーで何台かのマシンを抜くことができた。全てが順調だったし、マシンのバランスも良かった。ヴァージン勢の前にいたし、最初のスティントでは引き離すことができた。それは前回のレースから予測していた前進を確認できるものだった。最初のピットストップのあと、2セット目のタイヤでは予選のようにリアのグリップを失ってしまった。またシフトアップにも問題を感じ始めて、だんだん悪くなっていて、結局ストップしなければならなかった。この問題がなければ、第2スティントでもっと良いペースがあったと思うし、最後までヴァージンと戦えたと思うので本当に残念だ。ナレインがレースを完走して多くのデータを得られたのはポジティブなことだけど、今は最下位でついていくのではなく、もうレースについて考え始める時間だ。僕たちは成長しているし、バージンの前に出なければならない」関連:F1スペインGP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉10位!
全文を読む