ヒスパニア・レーシングは、F1マレーシアGPで2011年型のフロントウイングを投入。予選通過への望みを高めている。ヒスパニア・レーシングは、2011年型フロントウイングがFIAのクラッシュテストを通過できなかったため、開幕戦オーストラリアGPでは2010年型のフrントウイングを装着していた。
しかし、チームはクラッシュテストを通過し、すでにセパンにウイングを出荷している。ヴィタントニオ・リウッツィは、新しいウイングが1周につきコンマ7秒の価値があると考えている。「フロントウイングがあるので、モチベーションは高くなっているし、ポジティブだ」とヴィタントニオ・リウッツィはセパンのパドックで述べた。「全てが今日OKになったので、明日のセッションが始まる前に(ウイングが)届くはずだ。多くの新しいパーツが届くし、オーストラリアよりもずっといい状態になると確信している」「予選を通過すると言うことはできないけど、ヴァージンに近づいて、ギャップを縮められると確信している。ここマレーシアは107%には最悪のトラックだけど、僕たちが通過できなかった場合は、他チームも苦しむだろうと確信している。僕たちのペースは大きく改善するだろうし、ライバルとのギャップを大きく縮められるだろうからね」ヒスパニア・レーシングは、予選までにマシンを準備することに苦労し、オーストラリアGPで107%タイムをクリアできなかったが、リウッツィはチームはまだポテンシャルをまったく示していないと考えている。「ラップタイムの問題は、走行距離不足によるものだった。ドライブしたことのないマシンで僕たちが良いラップができなたのは7周だけだったからね。リアエンドは完全に異なるし、去年とはまったく異なるクルマだ」「残りの空力を発展させてくれると思っていたフロントウイングを使えないという問題があったし、他にも問題があった」「みんなが、そのような短い時間でラップタイムを出せたことに驚いていた。土曜日の午前中にくだらない問題があったのは残念だった。マシンのスイッチを切るボタンに問題があったんだ。すでにFP3で予選にむけてより力強いポジションにいたからね」
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