ヒスパニア・レーシングは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行で2011年F1マシン「F111」の初走行を実施した。バルセロナでの最終テストでF111を発表したヒスパニア・レーシングだが、パーツが税関を抜けられなかったとの理由でテストを断念。そのため開幕戦オーストラリアGPが、F111の初走行の場となった。
だが、メルボルンに着いてもF111の準備には時間がかかり、フリー走行1回目は走行することなく終了。結局、2回目のフリー走行でヴィタントニオ・リウッツィがわずか1周のインストレーションラップを完了しただけだった。ナレイン・カーティケヤンは走行することができなかった。F111のサイドポンツーン脇のバーチカルフェンスには、日本の国旗が掲載された。 関連:F1チーム&F1ドライバー、マシンやヘルメットに日本へのメッセージ