ヒスパニア・レーシングは、F111の画像を初公開した。F111はカラーリングが一新。白を基調に、リアにはチェッカーフラッグのデザイン、エアボックスとサイドポッドに赤のアクセントが入れられた。F111はジェフ・ウィリスの指揮により開発。またヒスパニア・レーシングは、新しい企業イメージを作り出すために有名デザイナーのダニエル・サイモンを起用している。
「F111はヒスパニア・レーシングにとって大きな前進だ。F1での2年目のシーズンの開幕に向けて大きく進歩した。新車は、F1に対するHRTのコミットメントを示している」とコリン・コレスは述べた。チーム・オーナーのホセ・ラモン・カラバンテは「今シーズン、我々のドライバーが走らせるマシンに誇り思っている」とコメント。「初年度はチャレンジングだったが、コンストラクターズ選手権を11位で終えた。F111最初のスペックを公開できてとても嬉しい。設計には多大な努力が注がれた。これは最初の一歩に過ぎない。シーズン中にいくつかのアップデートが予定されている」F111には、ナレイン・カーティケヤンのスポンサーであるタタのロゴが描かれているが、他のスポンサーのための余地もある。今週、F111は義務づけられたFIAの最終検査を受ける予定であり、その後プレシーズンテストでトラックを走行するために最後の準備が行われる。HRT F111 画像 関連:ヒスパニア・レーシング F111