ホンダは、栃木県さくら市に所有する敷地に、新たなテストコースとメガソーラーを建設することを決定いたしました。ホンダは、2007年にさくら市には一周4kmの高速周回路を主とした大規模テストコースを建設する予定を発表したが、その後、2008年のリーマンショックを経て建設を延期していた。
今回、自動車産業を取り巻く環境や市場ニーズなどの変化を受けてテストコースの目的および規模を変更し、先進安全新技術の開発を行うための新コース(約25ha)を建設する。また、同敷地内には10メガワットの発電能力を持つ太陽光発電システムを設置。約33haの敷地に約7万枚のパネルを設置し、2015年から売電を行う予定。合わせて、環境保全のためのビオトープを整備し、地域の皆様へ公開することも計画している。ホンダは、安全・安心技術の開発を積極的に進めていくと同時に、地球規模の環境課題のひとつである気候変動、エネルギー問題への対応を最重要課題と位置づけ、再生可能エネルギーの普及促進を図り、環境負荷低減に貢献していくとしている。