レッドブル・レーシングが1-2フィニッシュで圧勝したF1ベルギーGPの表彰台にHRC(ホンダ・レーシング)の吉野誠さんが登壇。チームを代表してコンストラクターズトロフィーを受け取った。今年、レッドブル・レーシングはHRCが日本で製造したF1パワーユニットを搭載。吉野誠さんは、サポート業務を行うホンダ側のマネージャーとして、レッドブル・パワートレインズとやり取りしている。レッドブル・レーシングは「パワーユニットチーフ」として吉野さんを紹介している。
レッドブル・レーシングのF1代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、コンストラクターズトロフィーを受け取るスタッフを各レースにちなんだスタッフを登壇させており、今回は吉野誠さんが選ばれた。今年のレッドブル・レーシングは、伝統的に弱かった直線スピードで優位に立っており、それはホンダの2022年型のパワーユニットが貢献していると言っても過言ではない。F1ベルギーGPでは、新品のF1パワーユニットを搭載したマックス・フェルスタッペンが14番グリッドから圧巻の逆転劇で優勝。チームメイトのセルジオ・ペレスも後続に9秒差をつけて2位フィニッシュ。HRCの吉野誠さんという人選はクリスチャン・ホーナーの粋な計らいと言える。