ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1カタールGPの予選を振り返った。F1カタールGPの予選がロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、ホンダF1エンジン勢は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がフロントローの2番手に。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が2列目4番手とと好調ぶりを見せた。
「今日のカタールGP予選は、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手がフロントロー2番手を獲得しましたが、一方でペレス選手はQ2敗退、11番手と厳しい結果になりました」「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台は昨日から非常に好調で、予選ではガスリー選手が4番手、角田選手が8番手と、初めてのサーキットでチームとともによいパフォーマンスを見せています」「ドライバーズチャンピオンシップを争うフェルスタッペン選手はもちろんですが、2チームともにコンストラクターズチャンピオンシップでもライバルと僅差の戦いが続いています」「また、プラクティスの状況から、このサーキットはタイヤに厳しいことが見えてきています。レース中の乗り方の変化などにも迅速に対応して、4人のドライバー、2チームにとって大切なレースで、PUのパフォーマンスを最大限に発揮できるよう、さらに準備を進めます」
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