ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、F1昇格が有望視されている角田裕毅について、ホンダとして“最大限のバックアップ”をしていけるように頑張りたいとしつつも、ホンダのF1撤退に関係なく、“実力で上がれるところまで上がってほしい”と期待を込めて語った。ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、現在カーリンからF2に参戦し、ランキング3位につけている。このまま順位を維持すれば、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを満たすことになる。
ホンダのF1撤退が発表されるまでは、F1スーパーライセンスを取得できれば、アルファタウリでのF1デビューは確実だとされていたが、撤退によって状況は変わるかもしれない。ただ、角田裕毅は、ホンダだけでなく、レッドブルともジュニアドライバー契約を結んでおり、山本雅史はホンダがF1に参戦しているかどうかに関わ田主、実力で上がっていってほしいと期待を語る。「角田選手に関してですけど、ここまでジュニアを見てきたなかで言うと、彼は唯一レッドブルジュニアに正式に契約してもらってるドライバーなので、そういった意味ではホンダの撤退には関係なく、彼の実力で上がれるところまでは上がってほしいと思いますし、それについてはホンダとしても最大限バックアップしていけるように頑張りたいと思います」と山本雅史はF1 GPニュースで語った。角田裕毅がF1シートを獲得できれば、2014年の小林可夢偉以来、7年ぶりの日本人F1ドライバー誕生となる。
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