ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、メルセデスF1が2020年に成し遂げたF1エンジンの進歩に“驚いた”と認める。新型コロナウイルスによる長い活動休止期間を経て、先週末のF1オーストリアGPで2020年のF1世界選手権は開幕。ホンダとメルセデスは開幕戦のためにアップグレード版F1エンジンを投入した。
メルセデスF1は、オーストリアGPでポールポジションと勝利という強力なスタートを切った。レッドブル・ホンダF1は予選でメルセデスF1に0.5秒の差をつけられた。ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、予選で目にしたメルセデスF1とレッドブル・ホンダF1の大きなギャップに驚いたと認める。「プラクティスではダイナモから予想していたパフォーマンスを目にしていました。特にロングランにおいてもそうでした」と山本雅史は語った。「すべてが計画どおりでしたが、メルセデスが特に予選で果たした進歩に驚きました。彼らとのギャップには少し驚かされました」マックス・フェルスタッペンは、メルセデスF1が「僕たちよりも大きなステップを果たした」と認め、プッシュを続けるようレッドブル・ホンダF1に要求している。「僕たちも大きなステップを果たしたと思うけど、メルセデスが僕たちよりも大きなステップを果たしたのは明らかだ。我々はプッシュし続けなればならない」とマックスフェルスタッペンは買った。「まだパフォーマンスは引き出せるはずだ。エンジンからだけでなく、マシンからもね。とにかく僕たちは両サイドを良くなるプッシュしていく必要がある」「でも、メルセデスは冬の間本当に良い仕事をしたのは明らかだ」マックス・フェルスタッペンは、残りのコンマ数秒を見つけられれば、レッドブル・ホンダF1はメルセデスに挑戦できると確信していると語る。「データを見れば、僕たちが遅いところは多くない」とマックス・フェルスタッペンは付け加えた。「それらのほとんどが速かったと思うけど、コーナー全体のバランスにあまり満足していなかったので、高速コーナーでエントリーからミッドコーナーまでプッシュするためにはもう少し自信を得なければならない」「もう少しバランスをとる方法を理解するだけで、もっと近づけることができると確信している」「予選で彼らを倒すとはまでは言わないけど、予選で0.2~0.3秒以内にいることができれば、間違いなくレースでは戦える」関連:2020年 F1シュタイアーマルクGP テレビ放送時間&タイムスケジュール