ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1バルセロナテスト2の初日の作業を振り返った。午前中はレッドブル・ホンダがアレクサンダー・アルボン、アルファタウリ・ホンダがピエール・ガスリーが走行を担当。しかし、両チームに異なる作業が発生し、アルボンは29周、ガスリーは25周で走行を終えた。
午後からはレッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペン、アルファタウリ・ホンダはダニール・クビアトが走行を担当。二人とも残り5分でコースアウトを喫し、フェルスタッペンのストップによる赤旗で事実上セッションは終了することになったが、フェルスタッペンは84周を走行してトップから0.405秒差の2番手、クビアトは60周を走行してトップから0.514秒差の4番手タイムを記録した。「今日のバルセロナでのウインターテスト2の初日は、先週のテスト1で得られたデータを分析し、その結果を反省して臨みました。今週はテスト1のフィードバックをもとに、機能確認や最適化を続けていきます」と田辺豊治はコメント。「全体としては先週よりもさらに細部にこだわり、チームとともにファインチューニングを行っていく形になります」「本日は両チームともに午前中にマシンを長く止めている時間があったため、午後にその遅れを取り返すという一日になりました。ただ、PUとしては一日を通して大きな問題はなくスムーズなセッションになったと考えています」F1バルセロテスト 第2回 1日目 結果PosDriverTeamTimeGapTyreLaps1ロバート・クビサアルファロメオ1分16秒942 C5532マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分17秒347+0.405C3843セルジオ・ペレスレーシング・ポイント1分17秒428+0.486C3844ダニール・クビアトアルファタウリ・ホンダ1分17秒491+0.514C3605ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分17秒540+0.598C4256アレクサンダー・アルボンレッドブル・ホンダ1分17秒550+0.608C2297ルイス・ハミルトンメルセデス1分17秒562+0.620C2898ランス・ストロールレーシング・ポイント1分17秒787+0.845C3439バルテリ・ボッタスメルセデス1分18秒100+1.158C39010セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分18秒113+1.171C38411ダニエル・リカルドルノー1分18秒214+1.272C25312カルロス・サインツマクラーレン1分18秒221+1.279C34613シャルル・ルクレールフェラーリ1分18秒244+1.302C38014ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分18秒300+1.358C44815ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分18秒535+1.593C35916ロマン・グロージャンハース1分18秒670+1.728C310717ランド・ノリスマクラーレン1分18秒826+1.184C25718キミ・ライコネンアルファロメオ1分19秒515+2.573C35119エステバン・オコンルノー1分21秒542+4.600C254