ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ブラジルGPの金曜記者会見に出席。レッドブルとの今シーズンについてや新レギュレーションについての質問を受けた。「ここまでレッドブルとの今シーズンの19戦を終えて、我々は前ねんと比べて良い結果を達成しています。そして、2勝、1回のポールポジション、さらに、ドイツGPでは両方のチームが表彰台に立ちました」と田辺豊治はコメント。
「我々はシーズン中にかなりの進歩を果たしました。今シーズンの残り2レースでもベストを尽くしていきたいですし、このポジティブな進歩を来年のための勢いに引き継ぎたいと思っています」「レッドブルとの関係はとても良いと思います。これまでのところ、レースのリザルトは他の競合他社と比較したパフォーマンスに依存しています。良いか悪いかを言うのは簡単ではありません。結果に関しては、先ほども申しましたように勝利とポールポジションを獲得しました。関係は順調に進んでいます」2021年には新しいレギュレーションが導入されるが「PUメーカーとして我々には予算上限はありません」と田辺豊治はコメント。「レギュレーションではテスト時間が制限されていますし、大幅な削減を必要です。チームに関しては他の人から話を聞く必要があると思います。オーバーテイクを増やすことに関してはシャシーの開発も必要です。PUの観点では強力なPUを作り、レースをもっと楽しいものにしようとしています」