ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ロシアGPの予選を振り返った。ホンダは、今週末のF1ロシアGPで全4台に新品のスペック4エンジンを投入。マックス・フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリーは5グリッド降格、ダニール・クビアトは後方スタートが決定している。
F1ロシアGPの予選では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがQ3進出を果たして4番タイムを記録。暫定9番グリッドからのスタートとなる。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはQ2進出を果たして11番手タイムを記録。暫定16番グリッドからのスタートとなる。レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはQ1でクラッシュを喫して19番手。FP3でのトラブルでパワーユニット交換のために予選に出走しなかったトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトともに最後列からスタートする。「今日の予選ではフェルスタッペン選手権が堅実な走りを見せ、4番手となりました。ただ、明日はペナルティにより9番グリッドからのスタートになります」と田辺豊治はコメント。「その他のマシンもPU交換にともなうグリッド降格のペナルティにより後方からのスタートになりますが、レースではポジションを上げてフィニッシュできるよう、我々としても最善を尽くしたいと思います」「なお、クビアト選手についてはFP3のセッション中にPUに問題が発生し、交換が必要になりました。ペナルティによる最高bいスタートが確定していたので、確実な交換作業を実施することを優先し、予選に出走しないことを選択しました。今回発生した問題についてはこれから分析を行います」