ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1シンガポールGP初日のフリー走行を振り返った。フリー走行1回目ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録。他の3台もトップ10入りするホンダ勢も好調なスタートを切った。
夜に行われたフリー走行2回目でもその傾向は変わらず、マックス・フェルスタッペンはトップのルイス・ハミルトンから0.184秒差の2番手につけた。マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット初走行のアレクサンダー・アルボンは5番手。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが10番手、ダニール・クビアトが11番手で初日のセッションを終えた。「今日のシンガポールGP初日は、FP1で4台がトップ10に入り、気温が下がり決勝や予選に近いコンディションになったFP2でも、両チームとも競争力のある走りを見せることができました」と田辺豊治はコメント。「明日以降に向けていいスタートを切ることができましたので、予選でも今日のようなパフォーマンスを発揮できればと考えてます」